赤松章写真展/ビザンティンの美

ルネッサンス以前の、もう一つのヨーロッパ美術・・・ビザンティン。イタリアからギリシャ、トルコにかけて1,000年以上栄えた東ローマ帝国(ビザンティン帝国)で頂点を極めた文化がありました。今もヴェネツィア、ラヴェンナ、イスタンブール、カッパドキア、テサロニキ、メテオラなどに、優れたモザイクやフレスコ画が残されています。大都市から岩窟の聖堂や絶壁上の修道院にいたるまで、カトリック世界とは異なる文化遺産を詳細に取材、撮影した写真家・赤松章氏の展覧会。ビザンティン美術が近代ヨーロッパ美術に与えた影響と、その現代的意義を問いかけます。